# ドイステープで過ごす週末

> チェンマイを見守るワット・プラタート・ドイステープへの行き方、306段のナーガ階段、入場料、服装規定、そして最適な訪問時間をご紹介します。

晴れた朝、ドイステープのテラスに立つと、眼下に街全体が広がります。旧市街の四角い城壁、空港の滑走路、遠くの山々まで続く緑の景色。思わず言葉を失うような眺めです。そして何より嬉しいのは、お部屋からわずか30分足らずで訪れられること。

ワット・プラタート・ドイステープは、チェンマイの西にそびえる山の上に鎮座し、街を見守る寺院です。伝説によれば、聖なる遺骨を背負った白象がこの山を登り、3度高らかに鳴いてここに伏したことから、1383年にこの地に寺院が建てられたと言われています。地元の人々は「ドイステープに行かずしてチェンマイを訪れたとは言えない」と口を揃えます。私たちも同感です。こんな朝の過ごし方はいかがでしょうか。

## 山を登る

山頂への道は、森の中を縫うように続く美しいワインディングロードです。いくつかの移動手段があります。

- **赤いソンテウ**（乗り合いの赤いトラック）：定番の選択肢です。乗り合いの場合、片道**1人あたり50〜60 THB**が目安で、満員でない場合は少し割高になることも。山のふもとの動物園付近で見つけられるほか、街中で呼び止めて事前に料金を交渉することもできます。
- **Grabまたは貸し切り車**：数人でのご利用に最適です。途中の観光スポットに立ち寄りながらの半日ツアーで、**700〜1,000 THB**ほど。快適で、ドライバーが待っていてくれます。
- **スクーター**：二輪車の運転に慣れている方には最も楽しい選択肢です（レンタル料**100〜300 THB/日**）。カーブは緩やかですが、木々を眺めながらゆっくり走るのがおすすめです。

私たちからのちょっとしたアドバイス：早めに出発しましょう。**朝8時か9時**に向かえば、暑さも観光バスの混雑も避けられ、仏塔に差し込む光が最も柔らかく美しい時間帯に楽しめます。

![ドイステープで過ごす週末](/blog/doi-suthep-weekend/visual.webp)

## 参道の登り方と服装について

頂上では2つの選択肢があります。長い鱗を持つ蛇の欄干が両脇に続く、有名な**ナーガ階段**（約**306段**）か、膝が心配な方には隣の小さな**ケーブルカー**（約**50 THB**）です。正直なところ、階段を登ること自体が参拝の儀式の一部であり、気づけばあっという間に登り切っています。

訪れる前にぜひ知っておいていただきたいのが服装のマナーです。現役の神聖な寺院ですので、**肩と膝を覆う服装**でお越しください。ノースリーブや短いショートパンツはご遠慮ください。もし忘れてしまっても、ふもとで数バーツで布を購入できます。仏塔を囲む内側のテラスに入る際は、靴を脱いでいただきます。拝観料は**30 THB**とリーズナブルです。

## 頂上にて

中心にそびえるのは**黄金の仏塔**。太陽の光を受けてきらめき、一日中、蓮の花とろうそくを手にした人々が時計回りに歩き続けています。ゆっくりと時間をかけて、街のパノラマが広がる**展望テラス**を訪れ、**ずらりと並ぶ銅の鐘**に手を触れてみてください（そっと鳴らすと幸運が訪れると言われています）。礼拝堂の静けさの中でしばらく座るのもおすすめです。朝の時間帯はお坊さんの読経が聞こえることも多く、ご希望の方は祝福を受けて白い糸のブレスレットをいただくこともできます。

## 午前中をたっぷり楽しむ

体力に余裕があれば、同じ道をさらに上ると、合わせて訪れる価値のあるスポットがあります。

- **プーピン宮殿**：王室の冬の離宮で、涼しく手入れの行き届いた庭園が広がります（公式行事で閉館することがあるため、当日の開館状況をご確認ください）。現役の王室施設ですので、訪れる前に[タイ王室への敬意の示し方](/blog/thai-royal-etiquette)に目を通しておくと安心です。
- **ドイプイ**：さらに上にあるモン族の村で、展望スポットや小さな庭園、地元産のコーヒーで締めくくることができます。

その後は山を下り、街でゆっくりランチを。午後の早い時間には、寺院の穏やかな余韻と、思わず保存したくなる写真をたっぷり携えて、お部屋に戻れるでしょう。

ひとつご注意を：山内の料金は季節や燃料価格によって変動することがありますので、ご紹介した金額はあくまでも目安としてお考えください。ソンテウに乗る前には必ず料金を確認しましょう。

ドイステープは、絵葉書のような景観でありながら、実際に立ってみると心を深く動かされる、稀有な場所です。早めに出かけ、ゆっくりと過ごし、私たちとともに過ごす残りの日々の良い出発点にしてください。
